nodocaとは
nodocaとは、従来よりも痛みが少なく数秒から数十秒の短時間で画像によりインフルエンザの判定ができるAI搭載インフルエンザ検査機器です。
nodocaは先端にカメラが付いた機器で喉奥の状態を診るため、従来の鼻奥に細い棒を差し込む検査よりも格段に痛みが少ない検査です。
また、搭載されたカメラにより咽頭(喉の奥)を画像で確認することができるため、視覚的に状態をお伝えしやすくなりました。
検査の流れ
まずは、通常通り問診を行い、次にnodocaを使って咽頭の写真を撮ります。撮影した画像をAIが解析し、インフルエンザ感染症の特徴である「インフルエンザろ胞」に一致するか調べると、数十秒で結果がでます。
nodocaを使用するメリット
痛みが少ない
先端にカメラが付いた機器で喉奥の状態を診るため、従来の鼻奥に細い棒を差し込むインフルエンザ検査よりも格段に痛みが少なくなりました。痛い検査が苦手なお子さんにも負担が少ない検査です。
検査結果が出るのが早い
問診は必ず行いますが、機器を使っての検査は数秒から数十秒で判定が出るため診断をするまでの時間が短縮されます。また、抗原検査ですと発熱から12時間以上経過していなければ正しい結果が出ない場合がありますがnodocaでは発症からの時間が短くても結果が出ることがあります。
対象者
・5才以上の方
※機器で喉の奥を診ますので、嘔吐反射が強く出る方は、検査が難しい場合がございます。
注意事項
型の判定不可
インフルエンザウイルスの検出は可能ですが、A型・B型などの区別はできません。
診断精度
精度は100%ではなく、約80%ですが、従来の抗原検査と比較しても精度が劣ることはありませんのでご安心ください。
最後に
nodocaは、厚生労働省が定める「新医療機器」の承認を、日本で初めて取得したAI搭載機器です。従来よりも痛みが少なく、早く診断が可能で安全な機器です。機器を使った判定とあわせて問診も行っておりますので、インフルエンザかなと思った場合は安心して当院を受診ください。
匿名加工情報の作成と提供に関する公表
https://publication.data-anonymization.jp/1312232742/information.pdf